只今文章力リハビリ中

魔法先生ネギま!(17) (講談社コミックス)

魔法先生ネギま!(17) (講談社コミックス)

 前回のアニメ版『ネギま』考察について、コメント・リンク等ありがとうございます。
 後々改めてエントリを立ち上げる予定ですが、ひとまず覚え書きとして。

  • あるアニメが「良作」か否かは個々人の主観や評価軸に大きく左右される。自分自身の評価軸だけで、そのアニメを「良作」または「駄作」と断言するのは早計である。(主に自戒です。次項参照)
  • 当サイトの書き手=カタリベ自身は「作画の崩れ」をさほど問題視せず、ストーリー構成の破綻を理由にアニメ版『ネギま』が良作ではないと判断する。しかし、作画の質が「良作」か否かを大きく左右するという立場の人も大勢存在する。(前回のエントリでは、こうした見方の違いを無視して話を進めていました。すみません)
  • なぜアニメ版『ネギま』のストーリー構成に問題があるかといえば、「2クール26話という短期間」かつ「全員パクティオーのノルマ」という2つの制約が同時に存在するから。これは人選ミスというより、誰が担当しても同じ縛りがある限りは失敗を繰り返すと思われる。(そう考える理由は次回で述べる予定です)
  • ただ、『ネギま!?』の場合は前作と違い、シリーズ構想の時点でノルマを積極的に取り込んでアニメ版独自の路線を追求しようとしている。その根っこには、おそらく「長期連載で膨大化したキャラやエピソードをあえて切り捨て、ネギと3-Aの生徒中心で『ネギま』の世界をコンパクトに再編・提示しよう」という発想があるのではないかと思われる。なので一概に弊害であるとは言い切れず、今後の展開には期待。