よくわかる「統計」の歪み方。

 引き続き六段絶賛玉砕中です。もっと地力をつけなければ。。。
 ちなみに今作では「FINAL STAGEで☆6を選んだ場合、残ゲージ100%クリアできなければ終了」に戻ってしまったようです。残念。
 も一つ、先に余談を。今回の問題児「Move Me」、どのコースにも入ってないので「ピラミッド」や「オオサカ」みたいなソフラン事故を恐れて二の足を踏んでたんですが……、実際やってみたらイントロと終盤だけがbpm186で大部分は80でした。HS3で問題なし、場合によってはHS4でもイケそう。

 で、今回の本題。
 REDでは「CLEAR RATE」(クリア率)なるデータ指標が導入されたわけですが、この数字の信憑性はメチャメチャ怪しいです。
 なぜなら、高難度の曲や譜面になればなるほど、それを実際に選ぶプレイヤー層が偏るため、「曲の難易度」と「クリア率」が一致しないから。
 もっとも端的な例がアナザー譜面。ヘビーユーザーしか選ばないので、通常譜面よりもアナザーのクリア率が高い数値になることもしばしば。たとえば、数日前に見た「2002」のCLEAR RATEは、7KEYSが94%・Anotherが99%でした。
 また、同じ譜面のクリア率も、どうやら各種オプションの使用不使用を問わず一緒くたになっているらしいので注意が必要ですね。「B4U」や「雪月花」みたいにスクラッチの有無で☆2個くらい差がつく譜面もあるし。(欲を言えば「EXSCORE」はASの有無で分けてほしかったところ)
 EXスコアの「全国平均」にしても、上級者ほど低難度譜面をやらないという傾向がハッキリ出てしまっていて、少しゲンナリします。
 ……それでも、人気曲や☆6〜7に関しては、ある程度なら選曲の参考になるかも。クリア率が90%を割るようならEASY/AS無しでの選択は慎重に、80%以下は難易度詐称の恐れあり……という具合に。そもそも根本的に、ほとんどの曲のクリア率が9割越えちゃってる時点で「母集団」が相当偏ってると見るべきなんですけどね。プレイ人口の大半がマニアなら、そりゃ彼らに合わせて難易度インフレ起こすのも当然だわ……と溜息です。

 ちなみに今回、「RED ZONE」よりも「Don't be afraid of yourself」の方が絶対ムズい!と思うのは自分だけでしょうか? ついでに言うと、エキスパートコースも2より1の方がヤバいし。