今度は『クイズケータイQモード 〜MailもChatも恋しTel〜』へ挑戦。それにしても凄いサブタイトルだ……。
 よく見るとタイトル画面にも隣の『カラフルハイスクール』にも「2002」という制作年代が。稼動開始から丸1年にわたって無視しつづけてしまったことになるけど……後になって、今まで触れなかったことを後悔しつつ、今まで台が残っていたのを激しく感謝することに。

 『カラフルハイスクール』の時は、ライフ回復の厳しさよりも「序盤の出逢いが激しくランダム、しかも主人公が本命以外の子を気安くデートに誘いすぎ」な部分に違和感があったので、最初に選んだ相手との交際に専念できる『Qモード』の方が気に入った。
 メガネっ娘の「白川秋葉」を選んで1コインで5月頃まで進み、さらに好感触。四択問題のレベルも適切だし(クイズ屋さんには簡単すぎかもしれないけど)、目押しでライフが回復する「シンクロクイズ」のおかげで1コインでも意外に粘れる。また、各ステージのノルマが「必要正答数」ではなく「規定出題数」なので、ミスを重ねてもライフが残っていれば先へ進めるのも良い。あまりに誤答が多すぎればヒロインの反応が素っ気無くなる……という形でバランスも取られているし。
 それに何より秋葉が可愛すぎる。大人しくて真面目なだけじゃなく、厭味にならない程度に駆け引き上手な部分や茶目っ気もあって。
 最初のデートの少し前に、秋葉と主人公の双方が「相手は実在する人間なのか?」と疑うシーンがあったんだけど、プレイヤーの立場から見れば実にシュールだと思った(苦笑)。隠しキャラで本物のバーチャルヒロインがいたら面白いかも。
 2〜3回コンティニューした辺りで覚悟を決め、タイミングを見計らって一気に両替・50円玉の山を築いて続行。10クレジット以内のクリアを目標にしてみる。
 途中の会話選択によってヒロインの属性(体・色・知・笑)や志望職業と出題ジャンルが決まる……という形式。特に意識しないで気の向くままに答えていたら、途中で秋葉が「ノーマル」に変化してしまった。別にそれまでアブノーマルだったわけじゃなくて、初期属性が「インテリ」だったらしいと初めて知ったんだけど……メガネを外しちゃダメだーっ!!
 ……というわけで、意識的に「知」寄りの回答を選んで「インテリ」に戻す。QMAと同様に芸能・ブランド・スポーツの問題でミスることが多かったので、学問系が多めに出る「インテリ」で通したのは結果的に正解かも。
 デートや入院イベントを繰り返したり、将来に関する悩みを聞いて励ましたりしているうちに終盤へ。「インテリ」属性の中から志望職の候補を選ぶことになったので、巫女服姿見たさのあまり「きみは巫女さんに向いてるよ!」と力説。秋葉もその気になってくれたので、足りないパラメータを埋めるべく最後の特訓開始。最大40問まで出題される間に12問正答すればOK(40問以内にノルマ達成できなければバッドエンド?)という条件を何とかクリアし、無事に告白エンディングへ……♪
 ここまでに要したのが13クレジット、総出題数が213問で正答率は67%程度。1時間半ほどマッタリ遊ばせていただきました。
 一度クリアしても進路や壁紙のバリエーションを見るために遊べそうだし、なかなか良いゲーム。「海水欲」とか「気持ちのいい場所」とか、要所要所に妄想誘発イベントがあるのもナイス。家庭用に移植されてないのが惜しい……。

 ちなみに同じ時間、隣の『カラフル』にも連コしてる人がいたんだけど……向こうはライフ3でプレゼントの使い方を知らなかったせいもあってか、総コンティニュー36回という恐ろしいコトに……。