Princess of Darkness

 『明日のナージャ』ラス前。まさかローズマリーが”勝ち逃げ”するとは思わなかった……。
 普通なら「おまえは他人の名前を借りて偽りの姿を演じているだけ」と指弾されたところでアイデンティティが揺らいで陥落しそうなものだけど、数回前に「ローズマリー本人もそれをハッキリ自覚した上で我が道を突っ走ってる」と分かった時は、かなり衝撃を受けたもの。
 今回に至っては、たしかに”悪人の理屈”ではあるけど強固な信念と野望が健在であることを示し、明らかにナージャを圧倒していたと思う。彼女は正に「闇のプリンセス」。
 10年後くらいのローズマリーが歴史の影で暗躍するビカレスクロマン、観てor読んでみたいなぁ……

 555はトホホな終わり方。結局何も解決してないし。