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　今更な話で恐縮だけれど、鞠絵のバースデイＳＳは断念しました。
　「難しく考えすぎてドツボに嵌った」というか。「”病気”をストーリーに一切絡めない」という制約下で書きかけていた原稿は妙に辛気臭いドロドロした話になってしまったので、この際お蔵入りに。
　いずれ改めて、”記念日合わせ”には拘らない形で鞠絵ＳＳを書きたいと思います。

　……で、ちょこっと本音を。
　イベント合わせの二次創作祭りや、ファンサイトを見ていて、時々思うんです。
　”当日”がハルカ遠くに過ぎ去っても”記念日合わせ”に固執したり、普段ほとんど休眠状態のサイトが誕生日の時だけ得意げに作品を披露したり(それでいて内容は誕生日と無関係だったり)するのって、どうなんだろう？ そのキャラが好きだっていう気持ちに嘘はないだろうけど、「お祭りに乗っかって自分も注目されたい」或いは「ファンサイトが記念日に何もしないのでは面目が立たない」という”不純”な気持ちが混ざってないだろうか？
　きっかけやモチベーションは必要だけれど、自己顕示欲や世間体が「好き」という気持ちを塗り潰してしまうなら、きっと何か違う。誕生日を過ぎてなお「誕生日合わせ」に固執するよりは、記念日に拘らない普通のＳＳを書いた方が、まだ率直に「好き」を表現できるんじゃないか……と。
　無論、うちも他人事のように言える立場じゃないけど。

（他に、あちこちでWeb拍手やメールへのレスを”公開”しているサイトが増えてるのも、個人的には気になるところ。ネタとして話題が広がるような使い方なら良いと思うんだけど、自画自賛的な引用になっちゃってるケースも少なくないので……）

　そんなこんなで、いずれ改めて。宿題は溜まる一方デスが(苦笑)。