狼がキター!

 ベニ松の『BASTARD!! 黒い虹II』(集英社スーパーダッシュ文庫)が遂に発売。まだ読みかけですが激しく魂を震わせる出来デス。「ギズの海」では、全く戦ってないイアソン・ギランの描写が最も人間離れしてるような……。

 あと最近の購入本では、『食卓にビールを』(小林めぐみ富士見ミステリー文庫)が微妙に当たり。えぇイラストに騙されて購入しましたとも。のえる好きだし。
 ついでに書くと、当初は表紙絵とレーベルの御陰で「『麦酒の家の冒険』のオマージュか?」と、勝手に騙されてましたヨ。富士見ミステリー文庫」ってSFもアリなのね。。。『マルタ・サギーは探偵ですか?』みたいな地雷もあると聞くけど、今まで自分が触れた限り(『レンテンローズ』『閉鎖のシステム』『しずるさんと偏屈な死者たち』、そして『食卓にビールを』)ではバリエーションに富んでて良質なレーベルという印象。それともただ単に当たりしか引いてないのか。
 それはさておき感想。個人的には主人公を女子高生にする必然性が薄いような気もしたけれど(別に女子大生でもOLでも支障ないような?)、したたかさと呑気さを併せ持った彼女は魅力的な嫁さんだなぁと羨ましがってみたり。