novel
時間と気力がなくて、通勤途中に短編小説やエッセイを少しずつ読むのが精一杯という状況。夏コミにも行けなかったし、心身共にバテまくりです。。。 そんなわけで(?)、最近は遅まきながら『キノの旅』シリーズ(時雨沢恵一、電撃文庫)にハマっています。…
最近、ちょっと前に流行ったラノベを第1巻だけ買い集めて試し読んだりしてるんですが……、その中では『撲殺天使ドクロちゃん』(おかゆまさき、電撃文庫)が当たりでした。 ここまで気持ち良くバカなスラップスティックラブコメに徹しているのは見事。小説は…
今ごろになって大槻ケンヂの『くるぐる使い』を読み始めました。昭和的な泥臭い情念溢れるプロットに、今なお色褪せない孤独や背徳や狂気が塗り込められていて、ただただ圧倒されるばかりです……。
同人サークル「いのちのふるさと」と友好サークルによる戯言シリーズ合同誌、八愚人コミックス『シメキリスギテル』読了。秋葉原の「とらのあな」に再入荷するまで、長らく待ち焦がれていましたヨ。 装丁や目次・各章冒頭のキャラ絵や戯言といい、あまりにも…
文庫版『GOTH』夜の章/僕の章(乙一、角川文庫)読了。乙一作品の中では一番クールでスタイリッシュ。 「しまった、文庫化前に読んでおくべきだった!」というのが正直な感想です。エピソードの並び順的に。百歩譲っても、文庫版に手を出す場合は2冊同時購…
富士見ミステリー文庫『キリサキ』(田代裕彦)読了。見事に騙されました。 中盤までは《俺の体》の中の《誰か》について確信めいた推測を持ち、「解決篇を読む前に真相を当てるなんて超久々だなあ」などと呑気に構えてたんですが……まさか、ああいうトリッキ…
『ビートのディシプリン』SIDE.3読了。 文章の粗さが目立つものの、いよいよもって『ブギーポップ』オールスターバトルの様相を呈して参りました。本編より熱い展開に燃え。 だけど、そんなことより!(←『虫姫さま』のレコ風に棒読みで) 今回はビート×ラウ…
『BASTARD!! 黒い虹II』(ベニー松山、集英社スーパーダッシュ文庫)読了。 1巻とは全然別の方向性で面白かったー!! 紛れも無くバスタの世界観でありながら、兵站や敵味方双方の心理戦がミッチリ描き込まれていて、物語の奥行きを広げることに成功してま…
ベニ松の『BASTARD!! 黒い虹II』(集英社スーパーダッシュ文庫)が遂に発売。まだ読みかけですが激しく魂を震わせる出来デス。「ギズの海」では、全く戦ってないイアソン・ギランの描写が最も人間離れしてるような……。 あと最近の購入本では、『食卓にビール…
まだ読んでないけど……ここの検証記事を読む限りでは、誤字や言い回しに手直しは入っているものの、根本的に同人誌版と大差ない模様。 「章ごとにコロコロ変わる一人称の語り手が不明瞭で、しかもそれが構成上何の意味も伴っていない」点は、せめて改善してほ…
仕事の移動時間や休憩中に、小説版『BASTARD!! 黒い虹I』(ベニー松山、集英社スーパーダッシュ文庫)を読んでるんですが……燃える燃える。Wizardryシリーズの全編に流れたベニ松節(ファンタジィ世界の設定薀蓄等)とバスタードの過剰設定が、こんなに相性…
前半部分では、ヤングメンの大暴れで読仙社壊滅。TVでの香港もろとも水没に続いて不憫な扱い。 とはいえ……チャイナや五鎮姉妹の登場以来なんだか憎めない存在になってしまった読仙社側も、イギリスでは散々蛮行を働いてるわけで。今回の描かれ方は善玉すぎな…
感想は後ほど書くとして、今回もっとも印象的だった台詞を。「……読子。本を好きなことと、”本を好きな自分”が好きなことは、まったくの別物だ。わかるかい?」……ってコレ、読み返してみたら3巻のリフレインじゃないかカー!? 3年足らずでド忘れするとは不覚…
『R.O.D』9巻の早売り目当てに神保町へ出かけたものの、午後3時過ぎの時点で発売日を待たずして品切れ。不覚……。 休みが取れたからと油断して、昼過ぎまで「ボンボン餓狼」を読み耽ってたのが命取りになりますた……。 先週分の「R.O.D -THE TV-」の感想は保…
『魔法先生ネギま!』の4巻を買いに行ったら、『桜〜マリア様の放課後』(フランス書院・美少女文庫)なるエロ小説を発見。あまりの露骨さに痺れて、うっかり購入しますた。(笑) 内容的には百合というより陵辱調教がメインなんで、元ネタ?的なノリを期待…
『彩紋家事件』、とりあえず獣人読みでラストまで。 ……御大の本領を遺憾なく発揮してます。良くも悪くも。 ていうか、鴉城とキリギリスが脳天気にサーカス観て喜んでるだけで終わっちゃったよ、上巻が!! え〜と……以前から思ってたんだけど、実は鴉城蒼司っ…
『彩紋家事件』が意外に面白くて吃驚。 例によって観光案内と奇術薀蓄と探偵紹介でページが埋まってるんだけど、文SHOWを辞めてくれただけで、ここまで読みやすくなるとは。
……そんな自分は鞄の中に『彩紋家事件』前編を抱えてたりするので、実は人のコト心配できる立場でもなかったり。財布と睨めっこしながら『ネジ式ザゼツキー』と比べて、こっちを選んでしまう辺り、脳とか大丈夫かなぁ? もらったばかりの残業手当を御大に巻き…
『不可解な事件』(倉阪鬼一郎、幻冬舎文庫)読了。思わず首吊りたくなった。。。 巻末の「湖畔にて」も客観的に見ればディスコミュニケーションの悲劇なんだけど、どうしても青年の側に肩入れして読んでしまう。黒猫や少女との静かな交流が心へ染み入るほど…
現在のマイブーム、倉阪鬼一郎。 というわけで『田舎の事件』(倉阪鬼一郎、幻冬舎文庫)が面白すぎます。都会で挫折した”井の中の蛙”や”お山の大将”が織り成す、無様で滑稽で痛々しいがヒトゴトとばかり笑い飛ばすこともできない物語。 収録作の中でやや特…
倉阪鬼一郎のジェットコースターホラー『首のない鳥』を読了。(以下、ネタバレにつき白黒反転したテキストを含みます) 創業100年を誇る天下の光鳥印刷で、極秘プロジェクトに関わることになった女性校正者・怜子を狙う魔の手。不吉なメッセージを残して消…
あなたのチェック合計: 32 (全208冊) きみとぼくの壊れた世界 (西尾維新) ダブルダウン勘繰郎 (西尾維新) ヒトクイマジカル (西尾維新) サイコロジカル(下) (西尾維新) サイコロジカル(上) (西尾維新) クビツリハイスクール (西尾維新) ク…
「ウォン! 『帰宅部!』は読んだか?」 「ああ クソだ 生きてる間に読むことはないな」 (元ネタ:『READ OR DREAM』1巻) ……というわけで、だいぶ前に読み終えた『帰宅部! GO HOME 決戦は日曜日』(川嶋一洋、集英社スーパーダッシュ文庫)の紹介と感想…
読みかけだった西澤保彦の『ナイフが街に降ってくる』を読了。「謎」に出会うと時間を止めてしまう厄介な超能力の持ち主・末統一郎と、彼が巻き起こした「時間牢」に偶然巻き込まれた少女・真奈。ふたりの前には、不可解な状況で刃物に刺された幾多の犠牲者…
『風よ、龍に届いているか。』(ベニー松山、宝島社)を読了。激しく魂に響きますた。 ウィザードリィ小説の集大成とも言える濃密なバトルファンタジー。基本設定はファミコン版II(リルガミンの遺産)をベースにしていながら、いきなり冒頭で宝珠探索が終わ…
トトブックス! 読子ビル!! ぶらぼー♪♪♪
とにかくね、生きているのだからね、インチキをやっているのに違いないのさ。 (太宰治『斜陽』)
『帰宅部!』買い忘れた……。。。
放っとくとキリがないので、部屋の中に積んでる本を全部読み終わるまでは本を買うの禁止!ということにしてみた。 えっと……借りてる本も含めると約30冊。1ヶ月は余裕で保つ計算?(汗 ひとまず『麦酒の家の冒険』(西澤保彦、講談社文庫)と『明治バベル…
ようやく自分的に面白くなってきた。メインキャラより今回初登場の人々の方が分かりやすくて馴染める感じ。