ミステリと萌えを巡る話題に反応してみるテスト(2)

 今ちょっと思いついた、笑えない萌えない「萌えミステリ」の骨子。

  • 状況:とあるアパートで青年の遺体が発見された。死因は窒息死。口の中から喉の奥にかけて大量の紙片が詰め込まれていた。
  • 凶器:その「紙片」は、某大手サークルの同人誌をバラバラに引き千切ったもの。
  • 犯人:コミケで被害者の真後ろに並んでいた一般参加者(そのサークルの熱烈なファン)。
  • 真相:被害者に割り込まれて最後の1冊を買い逃してしまったので、後をつけてアパートに押しかけ、「自分こそが正当な所有者だ」と主張して譲渡を要求(割とふてぶてしい態度で)。しかし被害者は転売厨で、犯人の言い値を「他の店へ持ちこんだ方が高く売れる」と一蹴。これが相手のファン意識を傷つけてしまい、揉み合いの末に被害者は頭を打って昏倒。この際、争いの種になった同人誌もグニャグニャに折れ曲がってしまう。執心が冷めた犯人は、「天誅」とか何とか理屈をつけて、その本を凶器に利用。自己矛盾にも気付くことなく。

 ……何じゃこりゃ。現実にはありえない、と、思いたいデス。